やはり感染爆発の様相を呈している。
この点に関しては以前「日本政府の自爆テロアタック」という記事に記した。
懸念されるラムダ株も日本に上陸したようである。
相変わらず人々の命は政治利用されている。
もう一つの側面としては、帰国した選手たちおよび関係者に何らかの症状が出て、日本の五輪で感染したとかなんとか賠償問題につながらないことを願うばかりである。
ウイルスの後遺症、およびワクチンの後遺症も長期間観察しなければ分からないことなので、引き続き全世界人類の健康と安全を心から祈念したい。
それはさておき、オリンピック強行開催について7月25日のジョーティシャ講座にて検証したのでこちらでもその一部を紹介したいと思う。
2021 年7月 23 日午後 20 時 オリンピック開会式
マカラのラグナの逆行シャニは旧態依然とした体制から抜けきれない日本の状態をあらわす。また、国民の苦境もあらわしている。
対向からスーリヤがプールナ・ドリシュティを投げかけており、王族貴族のような権力中枢からの圧力を受けている。
ここに民衆と王権の対立構造が明確に現れている。
ラグネーシャ(ラグナの支配星)はアグニを象徴するので、どこに位置したとしてもそこで表示されるものを消化しつくす。
逆に第 7 室は冷却の場であり、転落(消火)の危険性がある。理想的にはグラハはここにないほうがよい(サットヴァのグラハの場合は完全な落下を防ぐ可能性がある)。
マカラ・ラグナ在住のシャニは強いものの、その強さゆえに自分自身を消費しつくす。
対向にある権力(スーリヤ)は没落(日没)の状態である。
このスーリヤの状態から、メダルラッシュでも思うように支持率が上がらない政権の様子がうかがえる。
ここでラグナについてパラーシャラによる詩節を紹介する。
देहं रूपं च ज्ञानं च वर्णं चैव बलाबलम् ।
सुखं दुःखं स्वभावञ्च लग्नभावान्निरीक्षयेत् ॥ २ ॥
dehaṃ rūpaṃ ca jñānaṃ ca varṇaṃ caiva balābalam |
sukhaṃ duḥkhaṃ svabhāvañca lagnabhāvānnirīkṣayet || 2 ||
(भावविवेकाध्यायः bhāvavivekādhyāyaḥ バーヴァ・ヴィヴェーカの章)
<パラーシャラによる伝統的解釈>
ラグナは自動的に第 10 室をコントロールする(ヴァルナのため)。
ラグナは第 4室もコントロールする(スカ・ドゥカのため)。
ラグナはトリコーナもコントロールする(ジュニャーナのため)。
また、3 室や 6 室、8 室もコントロールする(バラ・アバラのため)。
・デーハ deha=肉体、燃やされるもの
・ルーパ rūpa=見た目、姿かたち
・ジュニャーナ jñāna=知識
・ヴァルナ varṇa=社会的地位、専門分野 、職種
・バラ・アバラ bala-abala=強さと弱さ
・スカ・ドゥッカ sukha- duḥkha=幸せと悲しみ
・スヴァバーヴァ svabhāva=性質
ラグナは4室と10室という二つのケーンドラをコントロールする力を持つが、両方の支配星が第 8 室に在住し、ラグナとはアビムカのポジションを組む。
ここでラーシ・ドリシュティにおいても民衆と王権の対立構造が明確化されており、二重に強調される形となっている。
創造のパールシュヴァがラーフなので、この事象(東京五輪)は異常なかたち(不正をにおわせる)でスタートしている。
維持の知識をあらわすアビムカはシュクラ在住で、一見娯楽を装ってはいるが、マンガラもユティしているので、アクセルとブレーキを同時に踏み込むかたちとなっている。
また、このアビムカは 1/8 軸で起きているので、負債や名誉の失墜、突然の災難を象徴している。
そもそもシンハとマカラの組むアビムカは ज्ञ jña ジュニャ(智慧、知識、魂)と अज्ञ ajña アジュニャ(無知、物質)の対立軸である。
民衆は表面上無智でありながら真実を直感しているのであり、権力サイドはすべて知っているようでありながら気づいていない。
破壊のパールシュヴァはケートゥなので異常な終わり方をする。かなり破滅的な結末で失われるものはあまりに大きいようである。
強いケートゥの作用から、ウイルス感染は大きな要因となる。突発的な出来事も予想される。
開会式自体はウイルス対策で極めて簡素で地味な運びとなったが、スーリヤやシンハの状況を見れば、もはや国家の葬式のようなおもむきである。
※ちなみにこのゴーチャラ自体は全世界共通なので、今世界では大規模なワクチン/ワクチンパスポート反対デモ、ロックダウン反対デモなど国家権力と民衆の衝突が激化している。
一方アメリカでは、昨年の大統領選挙が不正であったことがおおかた判明したため、勝利がほぼ確定しているトランプ氏が講演などで活発に動いている。
もう一つの開会式のラグナの特徴として、スタート時点ではシュバ・カルタリ・ヨーガが生じていた。
しかし 23 時 27 分にチャンドラはマカラへ移動し、シャニとユティになった。
このチャンドラの動きによって、開催当初の計画と実際に天が下した結末、または予定変更された側面を読み解けるようである。
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<ニュースソースから>
開会式終了予定時刻の23時30分になっても、終了できず。
新型コロナウイルス対策で選手間の距離が 2 メートル必要になったため、30 分延長となっていたが、それに加えて大会組織委員会の橋本聖子会長と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長のスピーチが、予定していた時間を大幅に超過した。
女子テニスの大坂なおみ選手が聖火台に点火したのは、午後11時47分だった。
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どうやら高みの見物を決めたかった影の政府も、国民と一蓮托生となるようである。
もともと日本のパートナーを象徴していた第7室の支配星チャンドラは第12室の損失のポジションに鎮座していた。
対向にブダが在住しているので、ブダとチャンドラは互いにアビムカでありながらプールナ・ドリシュティを組むという強い相互関係にある。
今回の件で日本とパートナーシップを組んでいたその相手はメディアと強固に組んでいたようである。
この場合ブダの方が星位が高いので、ブダは発信力の強い大手メディアをあらわすのだろう。だが、チャンドラが席を外したことから、途中で事情が変わったようである。
―――
<ニュースソースから>
トヨタが五輪CM 国内放送から撤退、さらに豊田章男社長ら幹部が開会式に出席せず、パナソニックも楠見雄規社長が出席見送り。NTTなど多くの企業も、欠席表明が相次ぐ。
さらに経団連会長も開会式欠席というニュースが大会数日前に流れている。
富士通、NECも会社幹部らの出席を控える方針。
新型コロナウイルスの感染拡大で大会開催に慎重な世論が根強い中、経済界で開会式を欠席する動きが相次いでいる。
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最高位のスポンサーが今回の五輪から手を引くことを表明した。
メダルの獲得がどうであれ、五輪を支援することが逆に企業イメージを悪化させることにつながりかねないとの判断であろう。
スポンサー大手とマスメディアの決別がチャンドラの移動に象徴されているようである。
比較的目覚めているブダ(報道側)は五輪批判に回っている。
それゆえ、安倍マリオも開会式に出席しなかった。
やたらとスキャンダルが多いのも今回の五輪の特徴である。
森喜朗の女性蔑視発言、佐々木宏氏が人気タレントを豚の格好にすると提案、小山田圭吾氏の障がい者いじめ問題、小林賢太郎氏の地球規模の問題発言、タブー中のタブーであるユダヤ人大虐殺で笑いを取ろうとした過去発覚。
このような経緯から日本はDSとCCPとトランプ勢の三方向から見限られた可能性もある。
特にこれらの激しいスキャンダルの数々は北京五輪つぶしの布石となっている可能性もある。
それゆえCCPは激おこであると思われる。
一方国際社会は、日本もCCPも一蓮托生とみなしているようである。
安倍マリオの数々の不正問題やオリンピック招致疑惑も残されたままであり、日本政府としては八方ふさがりである。
このまま9月14日に、再びグルがニーチャ(減衰)に突入するのであるから狂気の沙汰だ。
今後も天の意を真摯に読み解いていきたいと思う。
ॐ तत्सत्