トランプ氏はやっぱり勝っていた・・。
マリコパ群の監査では、大規模な不正投票の証拠があることが確認された。
選挙データの専門家Keshel氏の調査によると、2020年の選挙で記録されたジョー・バイデンの超過票は、控えめに見ても8,144,000票あったそうだ。
今は軍の監視下にあるという見立ても健在である。
ジョーティシャの見地から言っても今が「ゆるい軍事的政権下にある」というこの表現は近いと思う。
「バイデン政権」と呼ばれるものは一部機能しているようにみえる点もあるが、完全に機能しているようには思えず、それゆえ矛盾に満ちた方向性を持っている(日本の政権も同様)。
これは何らかの取引が水面下で行われていて、ある部分は行使できるものの、ある部分は条件が悪く、取引が失敗するならば、その目論見は行使できない状況であると推測している。
ではその取引相手となる組織は何か?
軍はトランプ氏に忠誠を誓っているのである。
あの運命の日(奇しくも叙事詩『マハーバーラタ』に記された戦争開始の星の配置と同様であった)2021年1月6日以降、今も陰の立役者としてのトランプ氏、そして軍が司るもう一つの権力基盤があると考えられる。
年初からジョーティシャ講座内でよく取り上げている今年のチャイトラ図を見れば興味深い点が浮かび上がる。
<2021年のチャイトラ・シュクラ・プラティパダのナヴァームシャ>
奇しくもアメリカのフロリダ州と日本のチャイトラ図のナヴァームシャ・ラグナが同じなので(ワシントンDCの場合は異なる)日本のナヴァームシャをそのまま掲載する。
第8室は隠された権威、権力をあらわす。
従来であればディープステートがこのポジションだったのだが、現在では逆となっている様子が示されている。
本来は表に出て実権を握る側であるほうが、影の支配者としてのポジションをとっているのである。
なぜならスーリヤはもともと国家権力、権力中枢をあらわすし、同時にラグナの支配星なので国民をもあらわしている。
つまり、このスーリヤが影の勢力である第8室に在住することによって、本来の権威、権力(軍など国の重要部分を制御する力)と主権者である国民とが、表面上あらわれているバイデン政権なるものを陰でコントロールしているという図式になっているのである。
ここでパラーシャラ仙が第8室について解説している詩節を紹介しよう。
रन्र भाव Randhra bhāva
आयु रणं रिपुं चापि दुर्गं मृतधनं तथा ।
गत्यनुकादिकं सर्वं पश्येद्रन्ध्राद्विचक्षणः ॥
āyu raṇaṃ ripuṃ cāpi durgaṃ mṛtadhanaṃ tathā |
gatyanukādikaṃ sarvaṃ paśyedrandhrādvicakṣaṇaḥ ||
1. āyu ― 寿命 (死とは反対に思えるが、死の原因になる。寿命の終わりが死)
2. raṇa ― 戦い(正しくは ṛṇa – 借金、負債)
3. ripu ―6つの内なる敵としてのシャドリプ
4. durga ― 砦、要塞、難しい場所(家を保護するもの、または市、町、砦)
5. mṛtadhana ― 遺産、相続、保険、死者の財産
6. gatyanukādikaṃ ― 過去と未来の人生に関する知識
「砦」、「要塞」とはまさに自由と民の世界を守る最後の牙城アメリカ(トランプ政権とその支持者たち)をあらわしているようである。
影の権力(第8室)の支配星はグル(木星)なので一応、「法」となっている。
「法」、「法律」、「憲法」をあらわすグルは、「争い」、「戦争」、「隣国」をあらわす第3室に入室しているので、「軍×法」で軍事裁判をほうふつとさせる。
第3室の示す「隣国」は2021年初頭に散見された南部国境線とカナダ国境線あたりの軍事作戦をあらわしているのかもしれない。
さらにうがった見方をすれば地理的に隣という意味ばかりではないので(3室は兄弟や友人も見ることから)、イギリス、イタリア、フランスやドイツなど同盟国のことでもあるかもしれない。
これらの国々も投票機などを通じて不正選挙に深くかかわっている。
グルはミーナの支配星としてあらわれているので、軍の中では海軍、加えてミーナは12室の意味とも関連することから、遠い場所すなわち宇宙空間での宇宙軍の活躍をあらわしているようである。
グルの対向には第9室に在住するシュクラ(金星)がある。
すると、ここから合法的で平和的な軍事作戦(犯罪捜査に近い)という可能性が導き出せる。
サンバンダを形成する第9室のシュクラは、もともと国家権力、政府、政権をあらわす第10室の支配星であるが、法をあらわす第9室に後退している。
前のバーヴァは基点となるバーヴァが生み出される原因をあらわす。
つまり、これは現政権が法的な理由で前政権に頼らざるを得ない状況を示している。
このパターンは、かつて中国のチャイトラ図にもあらわれていたのである。
すなわち習近平氏が江沢民派など前政権基盤に頼らざるを得ない状況であったこととよく似ている。
ここではバイデン政権が何らかの法的な理由で前政権であるトランプ政権に頼らざるを得ない状況を示しているのである。
シュクラはまた、金権政治をほうふつとさせるので興味深い。
ちなみに習政権も同じようにシュクラで表示されていた。
星にもこのように明確にあらわれていることから振り返ってみれば、バイデンの呼び名である「チャイナ・ジョー」とは言い得て妙だと思うのである。
そのシュクラの対向には、先ほどの軍事法廷や軍事作戦、犯罪捜査をあらわすグルが在住しているので、表立って見えている現政権(10室)自体が法の裁きを受けるという可能性も捨てきれない。
シュクラなので、可能な限り平和的解決を目指しているだろうから、ほとんどが司法取引に応じ資産凍結や、財産没収、罰金という流れになると思われる(シュクラなので金で解決)。
また、シュクラは第3室の支配星でもあるので、第8室の支配星のグルとにらみあっているということは、根本的な大転換をあらわす。
第8室は変化、変容のバーヴァであり、第3室は第8室から8室目なので根本的な変化、変容をあらわす。パラダイムシフトである。
主に何のパラダイムシフトか?
グルとシュクラがそれぞれ支配するもう一つのバーヴァ、第5室(知識)と第10室(政権、権力)である。
トランプ氏は以前から隠蔽されてきた事柄の情報公開を目指している。
これは今年8月2日 米共和党が、「新型コロナウイルスが中国の武漢ウイルス研究所から流出した証拠が大量にある」との報告書を公表したことなどにも関係する。
また、もう一つは言わずと知れた現政権、旧態依然とした権力、組織(DS)である。
パラーシャラ仙は第5室と第10室両方に「ラージャ(王国)」という解釈を当てていることに注目したい。
第5室は神の王国であり、第10室はマナス(感情/月)の王国であるという。
また、第5室を生き物の王国(人々を示す)、第10室を無生物の王国(場所を示す)という。
すると、国民やトランプ政権と思われる「本来の権威、権力」をあらわすスーリヤを支配するグルが同時に「神の王国」である第5室を支配していることがわかる。
そしてバイデン政権と思われる現政権をあらわすシュクラは、「マナスの王国」と争いや不安定を表示する第3室とを同時に支配している。
このようにシュクラは小さな軍事行動を思わせる第3室支配でもあるので、現政権(とそれに関する仲間たち、各国に跋扈する過激派など)も大いに戦い、邪魔をしているように見受けられる。
なぜなら、グルとシュクラは神々と悪魔の戦いを表示しているからである。
まさに今、世界で言われていることと星の表示がぴたりと一致している。
よって、このナヴァームシャにも信ぴょう性があると言える。
このナヴァームシャ・ラグナは首都ワシントンDCで算出しておらず、トランプ氏の在住するフロリダ州パームビーチのマー・ア・ラゴで算出している。
このナヴァームシャが機能しているならば、トランプ政権も何らかのかたちで機能している可能性が高い。
第2室のマンガラ(火星)は経済が火の車であることを示す(東京五輪の莫大な赤字は国民・都民が払うことに)。
出るばっかり、財政出動ばかりで、当然国民や本来の国家権力や大衆はそれらと向き合わなければならないので、第2室マンガラの対向にスーリヤとチャンドラが在住するのである。
国家権力も大衆も、もろとも金融経済の火の車と向き合わねばならない。
しかしマンガラはラージャ・ヨーガカーラカで、法の第9室と隠された財産の第4室を支配している。
それゆえ、地下に隠された財宝を法的な裁きによって手に入れるのだろう。第4室のヴリシュチカは地下もあらわす。
やはり、トランプチームや日本のまともな識者たちは、隠された財産の在り処とその引き出し方を知っているのだと思う。
スーリヤとマンガラのサンバンダは、しばらくは焼け石に水という感じだが、腐ってもヨーガ・カーラカなので、嘘ではなく本当に存在するものとみえる。
それだけにここでは激しい争いがある。
第8室にはマンガラとシャニのプールナ・ドリシュティが入っているので、金融システムが崩壊するのは免れないようである。
一度は死んで生まれ変わらねばならない。
すべての支配星の最終的に行き着く先はブダ(水星)とシャニ(土星)のパリヴァルタナ・ヨーガである。
通常、第6室から第11室に支配星が在住するのは敵に打ち勝つ配置だが(敵から利益を得る)、第11室の支配星は再び第6室に戻っているかたちなので、敵というよりも相手は内部の人間なのだろう。
第6室は内なる敵をあらわす。
これは、切っても切っても問題が出てくる金太郎あめのようなもので、捕らえて自白させればさせるほど新たな問題が噴出してくるようである。
そのため、どんどん報告や情報公開が遅延(シャニのカーラカ)している可能性がある。
日本の場合は、電通をはじめマスコミ、情報関連がオリンピックやワクチン騒動などすべてを仕掛け、真の情報公開の足を引っ張っている様子がうかがえる。
このようにジョーティシャを用いれば、トランプ氏の勝利と隠された事実は様々に証明できるようである。
世の人々が目くらましに影響されやすくなってしまったのは、サイデリアル星座帯よりトロピカル星座帯を主に用いるようになったというのも一因かもしれない。
不正選挙が疑われ始めたころ、サイデリアル星座帯においてグル(木星)はニーチャ(減衰)してしまっていた。
これは明らかな不正の表示である。
したがってジョーティシャでは、西洋占星術に見られるように難しいアスペクトや技法をこねくり回さなくても、見るだけでそれとわかるのである。
これは決して西洋占星術を批判しているのではない。パラーシャラ仙も私のグルジも西洋占星術やトロピカル星座帯を批判してはいない。
しかし、サイデリアル星座帯を見ずしてトロピカル星座帯のみに走ることは危険である。
それは表面的な結果だけをなぞることになり、本質を見失いかねない。
そして、歴史的な出来事がここ数日で起きた。
奇しくも日本にとっては終戦記念日8月15日にアフガニスタンの反政府勢力タリバンが首都カブールを制圧し、政権が事実上崩壊したのである。
ほぼ無血開城であったようだが、米軍はすっかり敗戦状態である。
ちなみにシュクラはこの数日前からニーチャ(減衰)している。
この出来事は経済と女性(いずれもシュクラのカーラカ)の未来に大きな影響を及ぼすであろう。
これについては当ブログにトランプ氏のテレグラムの機械翻訳を載せておいた。
この引用文の後に、彼は「我々がアフガニスタンを去ったことではない。我々が去った方法が著しく無能だったからだ!」と述べている。
つまり撤退するのは良いのだが、その前になぜ速やかに民間人を避難させなかったのか、その点について批判している。
大惨事(ウイルス)世界大戦は2020年の大統領不正選挙と密接な関係があり、それはマハーバーラタ戦争の流れと酷似しているのである。
たとえば、ダルマ王ユディシュティラは「いかさま賭博」によって追放された。
トランプ氏は「いかさま選挙」によってなかば追放されている。
(ちなみに両者のナクシャトラは同じであるようだ)
しかし最終的にはどちらか勝ったのか。
ダルマあるところに勝利があるのである。